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国連も期待する”バスケの力”~World Basktball Day とは?~

残暑お見舞い申し上げます。

今年の夏は、これまで以上に例年の暑さですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今日は、昨年8月25日、FIBAワールドカップ開幕日に、国連決議で設立された「World Basketball Day(WBD)」についてご紹介できればと思います。

World Baketball Day 設立に関する国連からのアナウンスメントがFIBAワールドカップ開幕日というのがなんとも粋ですが、この演出をやりきったフィリピン、ニカラグア、インドネシアを中心としたデリゲートと77カ国のスポンサー国の皆さまには心から敬意を表します。

日本でもこれまで、12月21日が「バスケットボールの日」として、小規模なイベントなどは展開され、一部のバスケ愛好家の方々が参加していたかと思います(私も一度参加&出展させて頂いたことがあります)。12月21日は、”バスケットボールが世界で初めてプレイされた日”とされていて、スイスのジュネーブにあるFIBA(国際バスケットボール連盟)本部の博物館にも、当時の13のルールブック原本が残されています。”冬にも楽しめるスポーツを”というニーズに応え、バスケットボールを開発したカナダ出身の体育教育者ジェイムズ・ネイスミス氏のストーリーは、バスケ界では有名です。初めてプレイされたのは、1891年の12月21日で、マサチューセッツ州のYMCA(現在のスプリングフィールド大学)で初めてのゲームが実施されたと言われています。

昨年、国連認定付きの記念日となったことで、国連がいかに「世界を変える」バスケットボールの力に期待しているか、を理解することができます。なぜなら、バスケットボールは、チームスポーツとして、世界で初めて国連に記念日認定されたスポーツとなったからです。

私もNBAやFIBA等からの発信で初めて知り、このような準備が進められていることは全く知らなかったのですが、このWBD設立の動きのベースとなったコンセプトを記した本が出版されていることを知りました。その『How Basketball Can Save the World』という著書には、バスケットボールが、いかに世界を平和に導くか、という点について、バスケットボールというスポーツの設定やプレイの特徴を分析した13の原理が提示されています。

著者は、NYU(ニューヨーク大学)でスポーツビジネスの教鞭をとり、同じタイトルの授業を教えている David Hollander 教授で、実は、FIBA財団のAdvisory Committee 委員を務められており、私も同じ委員としてご一緒させて頂いております。

昨年12月21日、史上初のWBDには、FIBAやNBAからの公式ステイトメントが出されるだけでなく、世界中のバスケットボール関係団体が祝福していましたが、日本はなぜかし~~んとしていて、その状況が非常に残念だったため、Hollander 教授の全面バックアップのもと、今年から日本でのWBDセレブレーションを展開していくことを決意しました。主に、弊社が企画運営しバスケ界の発展に貢献することをミッションとする一般社団法人 Next Big Pivot の方で活動を展開していく予定で、すでに企画を少しずつ進めていますが、何かアイデアなどあれば是非ご一報ください!

PS:昨年の世界バスケットボール関連団体によるWBDセレブレーション事例については、別途noteにまとめています。

史上初の「世界バスケットボールデー」世界の動きまとめ🏀~前編~

史上初の「世界バスケットボールデー」世界の動きまとめ🏀~後編~

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